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タケとあられのブログ

リタイアした夫婦が、郷里の片田舎で両親の世話をしながら、農業や自治会の仕事に追われ、ゆとりがあるはずだった生活に揉まれながら諦めずに趣味に拘り、二人三脚で生き方を模索する、、、そういう記録を発信します。
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「エコイック メモリー」を読む
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    「エコイック メモリー」 結城充孝 光文社文庫

     

     この本は、前作が「プラバロック」という仮想空間と現実社会の交錯した作品である。結構面白い作品だった。たまたま店頭で続編だと知って、購入した。この小説も面白い。

     「峠の群像」の次に、北方謙三の「楊令伝」を読み始めた。15巻もので、なかなか終わりが来ない。そこで、1冊もののこの作品を手に取った。

     

     

     クロハなる女性警察官ー特捜警察官の話で、ここでも仮想現実が絡んでくる。仮想空間を利用した犯罪が現実に存在することをこの作品で学んだ。細かい説明は、推奨する以上避けなければならない。従って、学んだ話の紹介に留める。

     

    〇MMO(=マッシヴ、マルティプライ、オンライン:大規模、多人数参加オンラインゲーム)

     

     これは、仮想空間で展開されるゲームの世界を挿すそうだ。アバターという言葉が少し前から取りざたされているが、アバターは分身のことだ。自分の分身が、ネットを利用して、あたかも遠い彼方の地にいるような錯覚を楽しむことが出来るようになった。バーチャルリアリティで遠方の景色内に自分が居るような気分になる。これと同じだ。仮想空間に様々な設定と描画を駆使して、そこにゲームとして選んだ登場人物で参加するというものだ。インターネットゲームでは、既に広まっている。

     

    〇RMT(=リアル、マネー、トレード)

     

     何のことかと言えば、ゲームの中で使うアイテムを手っ取り早く手に入れようとして、現金を支払って購入することだが、ゲームの中では、アイテムの入手には一定の条件が付与されて、時間と経験を伴う。そこで、アイテムをゲームの中で手に入れて希望者に高値で販売する。その売り上げが組織犯罪にも利用されている、という。入手の方法がキャラクターの殺人というような悪意と暴力に満ちた手段に訴えることもある。

     小説の中では、アイテムをいくつかの会社組織で販売するが、1社で取り扱うときは他の会社では扱わないという独占市場を形成して高値販売に持ち込んだり、技術者を囲ってアイテムを製造する。ところが、MMOの管理者は、仮想空間で行われていることに気付けば何らかの制約を加える。そこに現実社会での争いに発展して、犯罪が起きる。

     

     何となく、こういうものがあるという気はしていたが、長男に聞いたところ、すぐに返事が戻ってきた。長男も、MMOの中に入って遊んでいたようだ。そこでの知り合いがネットを介した友人関係隣、たまに遠方まで出かけて逢っている。

     

     此処までにする。タケ

     

     

     

    | 読書 | 22:55 | comments(0) | - | - |