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タケとあられのブログ

リタイアした夫婦が、郷里の片田舎で両親の世話をしながら、農業や自治会の仕事に追われ、ゆとりがあるはずだった生活に揉まれながら諦めずに趣味に拘り、二人三脚で生き方を模索する、、、そういう記録を発信します。
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「狐闇」を読む
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     「狐闇」  北森鴻  講談社文庫

     

     面白かったかどうか、答えはノーだ。タイトルの付け方がピッタリ来ない。「冬弧堂」という古物仲介業を営む30歳代の女性が主人公だ。狐のように抜け目ないというのが自他ともに認める評価ということだ。

     旗師という言葉で表現される骨董品などの仕入れと販売を生業とする。それが、ふとしたことから訳の分からない事件に巻き込まれる。その謎を闇だと言う。

     

     小説で扱う内容が、冒頭から骨董品の知識やオークションでの買い付けであり、それなりに興味を引く。だが、事件が進行するにつれて、ストーリーが奇想天外というか荒唐無稽というような展開を示し、「えっ、そうなの」という感じが拭えない。

     そして、読み始めはあまり感じなかったが、途中からくどい描写が多くなる。というのは、登場人物の会話の間に挟まれた場面や関係するうんちくの説明がくどい。急に、前方を時速40キロで走る車の後に付いたような印象を受けた。会話の部分だけ読み飛ばしても全体の話が大体分かる。会話のやり取りもくどく感じる。言いたいことを全て文字で読ませようとしている気がしてならない。文字に書かなくても、行間を読ませるという手法もある。読者に考えさせる部分があってもよい、と思う。

     感想はこれだけにしたい。タケ

    | 読書 | 13:28 | comments(0) | - | - |