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タケとあられのブログ

リタイアした夫婦が、郷里の片田舎で両親の世話をしながら、農業や自治会の仕事に追われ、ゆとりがあるはずだった生活に揉まれながら諦めずに趣味に拘り、二人三脚で生き方を模索する、、、そういう記録を発信します。
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田植、奇跡が起きる
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     2019.6.3(月)晴れ。5時過ぎに起床。余裕をもって田植作業に備えた。昨日300枚の苗箱が植えられた。今日は同じくらいの量を消化したい。そういう目的をもっていた。

     

    ☆田植

     

     今日は、休暇を取った勤め人が田植機のオペレーターをする。補助員が3人で、私は自ら負担の大きいい「苗運搬」の作業を受け持った。田植の死因校に伴って必要とする苗を、箱のまま苗置き場から運ぶ作業だ。他の二人には、苗の受け渡しや、除草剤の補充、空になった苗箱洗い、そして、足りなくなったガソリンの調達などだ。田植が進みだすと結構忙しくなる。

     

     気になっていた作業員がいた。開始時刻を明確に伝えていなあった。6時を待って自宅に電話を入れた。電話には奥さんが出られた。その声はまだ目覚めていなかった。「早朝からごめんなさい、、、。」と謝って、本人に代わっていただき、7時集合を伝えた。

     

    ☆苗運び

     

     集合して、昨日までの消化圃場と今日田植のできる圃場を全員で確認する。そのうえで、今日の作業徹旬を決めた。オペレーターと二人の作業員が現地へ向かう。私は一人で苗置き場に向かった。最初に取り掛かる区域内に必要な苗箱数を確認して、置き場からトラックに積み込む。これが結構辛い作業だった。だが、早く済ませたいという一念で取り組んだ。両手に一枚ずつの苗箱を掴んで、一度に二枚を積み込む。一枚ずつだと楽だが、時間が倍かかる。それが嫌だった。手の握力が次第に落ちる。落としそうになるが何とか踏ん張る。

     

    ☆トラブル発生

     

     こうして午前中で150枚の苗箱を一人で運んだ。作業進める圃場の畔にそれらを並べて回った。ここまでは順調だったが、今日はいきなりトラブルに見舞われた。田植機の故障だ。農機センターを呼ぶとひと目でドック入りとなった。主原因は、油圧モーターがつかえなくなったというものだ。自走すらできなくなって、運搬車で運ばれていった。

     

     これでなす術を失い、今日の作業を打ち切った。私は残念の一語に尽きるが、他の作業員は休めるという気持ちが半分というところに見受けられた。午前中に消化できたのが、5筆だけだった。

     

    ☆休みモードに陥る

     

     帰宅して着替え、用意してあった昼食を摂る。あられは人権啓発用のビラ配りで出かけていた。ビラ配りの後、同僚を招いてお茶でもてなしていたが、その間私は急に疲れを感じて、深い深い居眠りに陥っていた。半日だけの疲れは半端でなかった。

     

    ☆奇跡が起きる

     

     13時半頃、居眠りから目覚めた。いきなりすべきことが見つからず、やや早めだが苗箱への水やりを思いついた。当番を決めていなかった。

     苗が少なくなって、掛ける量も時間も短くなったことを感じた。水遊びの感覚で何度も掛けて終わろかと思っていた時、遠くを通り過ぎるトラックがあった。急に停車して、戻ってきた。見れば運転手は農協の水田関係の職員だった。このところ特に懇意になっていた。

     

     水かけをしているところを見て、「暇そうですね。」と声が掛かった。「田植機が壊れてドック入りになった。それですることが無くなって、水かけをしている。」少し話して急に思いついた。「田植機をどこかから借りられないかな。」期待せずに尋ねた。ところが、これがとんでもない展開になった。

     

    「我が家の父親が昨日田植を終えました。今日は機械を洗っている頃です。「えっ、ではそれを借りられないか。」答えはOKということだった。この状況はまさにミラクルだった。私が、定刻より早めに水かけをしたこと、偶然近くを通りかかり私の姿を認めたこと、近寄って声を掛けてくれたこと、これらはいずれも偶然が重なったもので、今まさになくて困っていたものがかりられる。

     

     すぐに、午前中で終了と宣言した作業員に再出動を連絡した。その結果、午後7時まで作業して、2圃場を追加した。だが、それでも今日の消化分は苗箱150枚に足りなかった。だが、これで明日から作業が出来る、それは喜ばねばならない。

     

    ☆田植機の修理代

     

     農機センターから電話を受けた。故障を修理すると結構な金額になるという。暗に、買い替えなさいと言う含みがあった。暫く機械は保管して貰って、今後どうするかは組合で話し合うことしか答えられなかった。

     

     実にドラマチックな日だった。一つ条件が合わなければ、こういう展開は起きなかった。妙なものだと思う。人生とはこういうものかもしれない。予想せずに起きるのが偶然なのだが、そこにはいくつかの伏線がある。生き方の問題でもあるように感じた。タケ

    | 農業 | 21:39 | comments(0) | - | - |