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タケとあられのブログ

リタイアした夫婦が、郷里の片田舎で両親の世話をしながら、農業や自治会の仕事に追われ、ゆとりがあるはずだった生活に揉まれながら諦めずに趣味に拘り、二人三脚で生き方を模索する、、、そういう記録を発信します。
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青年農業者研修会
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     2019.9.10(水)晴れのち曇り一時雨。今日は、農政委員会で主催する青年農業者研修と、そのために準備する町内の圃場巡りを朝から行う予定が組まれている。夜の懇親会までこれに掛かり切る。そういう日だった。生憎午後には雨の予報だ。暑さ凌ぎかずぶ濡れか、不安定な天気だった。

     

    ☆手土産の購入

     

     早朝は余裕があった。のんびりと時間を過ごしながら、1日を展望する。

     午前9時前に、町内の葡萄選果場に向かった。そこでは、決められた日の午前中、進物用の販売が行われている。生産組合の関係者が販売を担う。昨日中に予約をしていた。

     選果場で、今が旬の果物をひと箱購入した。その足で集合場所に向かった。

     

    ☆現地調査

     

     農学部の教授とその助手を迎える。農政委員の面々も定刻に集合して、今日の現地調査の手順などを確認する。10分ほどで確認作業が終わり、車を連ねて最初の目的地へ向かった。

     

     今日の調査圃場を5か所剪定した。2か所は砂丘畑で、1か所は水田、残る2か所は黒木土壌の畑だった。最初が、ぶどう栽培の砂丘畑だった。50センチ四方の四角い穴を50センチ以上掘る。各自が持参したスコップで、穴を掘る。深くなると中に入って掘る。交替で掘った。年かさの農業委員は交替しなければ持たない。

     

     掘った穴の中を覗きながら教授の説明を聞く。土壌分析では、「色」「硬さ」「粘り気=水分」「匂い」が判断の基準になる。教授の説明に皆が耳を傾けて聞き入る。これを5か所の圃場で繰り返せば、随分地磁気と感が働くようになった。

     

     2か所目も砂丘畑だが、そこは粘りっこを栽培していた。施肥や耕耘など管理方法が全く異なる。分析結果も異なった。

     

     3番目は水田だった。だが、此処は隔年で水稲と野菜の栽培を行うという珍しい圃場だった。アマを掘ると更に不可解な状況が現れた。黒ぼく土壌ばかりの水田だった。何故だ。耕作者の説明を聞いて納得したのは、この圃場が1メートル近く客土されているからだという。低地の水田に思い切り客土して出来た水田だった。水のきれや肥沃度が優れていた。

     

     4番目と5番目は黒ぼく土壌のスイカ畑だった。こうした圃場に縁のない私には、穴を掘って分析した結果は大変興味深かった。詳しい説明は省くが、何層にも別れた土壌の生成が、数万年前の火山の噴火によるものだという事実を知らされた。

     

    ☆粘土層

     

     黒ぼく土壌の下には、粘土の非透水層があった。これが厚ければ多雨の時期には作物に影響が出る、そうだ。

     この圃場の耕作者が今日のメンバーの中にいた。私に「粘土層を持って帰る?」と聞く。意味がすぐに分かった。陶芸をやっている私に、この土が使えないか試してみれば面白い、ということだった。500グラムほど頂戴した。

     

    ☆流石に疲れた

     

     最後の圃場で穴を掘っているとき、雨が降り始めた。雨脚が急に強くなって全員ずぶ濡れになった。何とか分析を終えて揃って帰途に就いた。農政委員の面々は、10時から3時半まで穴を掘り、埋め直してくると流石に皆疲れを感じて、それぞれあくびをしていた。

     

    ☆青年農業者研修会

     

     5時から研修会を開始した。教授は、我々への説明の間にも掘った穴の写真を撮り、データを取り、分析を済ませて研修資料に仕上げていた。そのデータを駆使して、約二時間舞木を続けた教授は疲れ知らずだった。

     冒頭のあいさつを行った私は、いい加減疲れていて、余りややこしい話はしなかった。講義を聴きながら眠気を感じる。我慢の二時間だった。

     

    ☆懇親会

     

     私の席は、教授の助手の隣だった。農学部の院生で1年目の若い女性だった。飲みながらいろいろ聞きほじった。気を使って、若い農業者に席を譲る。だが、その農業者は余り話しかけてはいなかった。

     

     体の疲れを癒すように、結構よく飲み、語り合った。そういえば、年齢を教えると、女子院生が「そんな年には見えませんね。」という。それでまた気を良くした。

     昼間の土壌分析のフィールドワークにしろ、研修会を終えたことにしろ、飲み語りながら振り返ると充実感が湧くのだった。べ巣の委員の車で自宅まで送ってもらった。タケ

    | 農業 | 22:18 | comments(0) | - | - |