2019.9.26(木)晴れ。秋晴れになった。農作業日和で、稲刈りがあちこちで始まった。トラックが使えなくなって、何処に行くにも乗用車を使っている。もうじき配車になるはずで、その連絡待ちだ。
6時過ぎ、起き抜けに山に行ってみた。栗は思った程落ちていなかった。兎に角それを確認すれば、目下のところ山の畑には用が無く直ぐに帰宅した。
☆雑用
8時半、あられが公務で出かけた。4時まで勤務の日だ。午前中、私は時間があった。またまた雑用に取り掛かる。役場の支所で手続きを済ませて公民館へ。相談事が3点ほどあった。話を終えて帰宅すると携帯を握って電話を架ける。
猪の電気止め差し器について業者に電話を架けた。応対の女性に、ホームページの内容を尋ねる。やはり思い違いをしていた。説明を聞いて、商品の品ぞろえと、私が実際に使えるかどうかはよくよく検討が必要だと分かった。兎に角、聞いてみて良く分かった。
次に、この間受講したハンター講習会の実施業者宛に電話を架けた。講習会で司会をしていた女性が応対された。目下私が抱えている砂丘畑の被害の現状や、そこで使いやすい止め差し器具について説明を受けるためだ。
結論として、砂丘畑のような環境で罠を仕掛けること、更に捕獲した後の止め差しがいかに危険で難しいかの説明を受けた。思っていた器具が適さないことも分かった。
電話を架けた理由がもう一つあった。次回の講習に少し遅刻するという連絡だった。講習の前半が罠の扱と危険防止で、後半が場所を三朝町の山間部に変えて実際に罠を仕掛ける。弁当が必要だ。
その連絡の中で、止め差しの器具を見せてもらい、具体的な指導を頂くことになった。それまでは、購入を控えたほうが良いというアドバイスを受けた。
湖南市の生涯学習課にメールを送る。湖南市で開催する作品展に当町の文化団体を代表して8作品を送る。取り敢えず、展示スペースを確保してもらうために、作品の企画や作者について連絡した。こうして現段階で抱えていた課題を消化した。
☆西条柿の目合わせ会
例年9月末に県の目合わせ会が行われ、その直後に当地の目合わせ会を開催する。そしてその後に西条柿の選果が始まる。いよいよその時期がやって来たかと気が重くなる。収穫や出荷ではなくん、週に2日、2か月間にわたって選果作業に就く。これがうっとおしい。1年間の6分の1、月曜日と木曜日に終日作業に出なければならない。かなりの負担だ。
目合わせ会のサンプルが会場の前に並べられていた。想像通りだった。まだ色付きが進んでいない。我が家の圃場でも同じだ。遠目に圃場を眺めたとき、黄色い色合いが少なくほぼ全体が緑色のままだ。生育(着色)と肥大化が遅れている。他の生産者も口々にそれを言う。原因は日中の高温が続き、実りのスイッチが働かないようだ。また、果実の片面が着色しているものの、反対側が緑色のままという個体も多い。日陰を作っている周りの刃を落として(摘葉)日当たりを良くする。日暮れ時や急いで収穫すると、こういう実まで収穫してしまう。結果は出荷対象外になる。
☆体調の異変
午後になってからだが、体調がおかしくなった。熱っぽくなって鼻水が出る。時折くしゃみも出て風邪のような症状だった。腹具合もおかしくなった。目合わせ会の後の役員会でも同じ症状で非常に辛かった。
役員会の後で選果場へ赴く頃にはどうにか持ち直していた。
☆生産部指導部合同役員会
本来は目合わせ会の前に行うべきものだったが、事務局の調整が出来ず、逆になった。まず、出荷先市場での試食宣伝をどうするかが話し合われた。市場関係者を招いた戦略会議に日には私が指名されて、酔った勢いもあって引く桁のだが、今日日程を知ると別の用事で対応できなかった。神社の秋祭りだ。これはどうしても抜ける訳にはいかないと断るしかなかった。
最も深刻な議題は、柿の選果から出荷まで一連の運送費用、つまり業者の運賃が値上げだった。昨今の情勢から理解できるのだが、出荷状況と値上げ案を比較検討すると負担が大きくなることに気付いた。出荷や選果の方法で負担の増加を軽減できないか知恵を絞る。様々な意見が出されたものの、名案はなかった。事務局がもう一押しするほかはどうしようもなかった。
☆選果場の準備
9月30日から2か月間、輝太郎柿、西条柿そして富有柿の選果が行われる。倉庫に収納していた機材を配置して、資材関係の確認と準備を行った。約1時間の作業だったが、かなりの汗をかいた。私は、毎年脱渋用のドライアイス係だ。殆ど専門化している。
感覚的には、これからの2か月間はかなり長く感じる。選果前には収穫と出荷作業が伴う。柿一色の2か月間が始まった。
夕刻、選果準備を終えてガソリンスタンドに向かった。日中に、新しいトラックの車検証が届いたという連絡を受けた。夕闇が迫る頃、車検証を受け取った。明日、農協で任意保険尾切り替えを行えば車を引き取ることが出来る。何故そういうてもの掛かることをするかと問えば、万一事故が起こった時のためだという。かなり気を使っている。タケ