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タケとあられのブログ

リタイアした夫婦が、郷里の片田舎で両親の世話をしながら、農業や自治会の仕事に追われ、ゆとりがあるはずだった生活に揉まれながら諦めずに趣味に拘り、二人三脚で生き方を模索する、、、そういう記録を発信します。
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県立美術館応援団秋季研修
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     2019.12.5(木)雨。今日は昨日に増して強い雨が終日降った。夜になっても止まなかった。たまたま朝食後止んでいた。連日送り迎えが続いている関係からか、今朝は自転車で出掛けて行った。暫くして急に雨が降り始めた。濡れたなという直感がした。夕刻帰宅した長男に聞けば、半分くらいのところで降り始めたらしい。だが、降ったのが雨でなく、あられだったそうだ。そのため、あまり濡れなかったようだ。道理で降る音がやかましかった。

     

    ☆県立美術館応援団秋季研修

     

     季節は冬になっているが、事務局の人が周期と名付けたものだ。応援団の研修が鳥取市で行われる。建設前の段階では、応援団員が美術関係の研鑽を積むことにしている。今日は、身近なところで県立博物館を視察する。そして、その前に新築なった鳥取市役所の庁舎を見学することにした。

     参加者は26名。我が家は夫婦で参加した。雨が強まる中を車で倉吉市役所まで向かった。市のバスで26名が出発した。

     

    ☆鳥取市役所

     

     外から眺めた外観はどちらかと言えば地味なものだった。株が横の線を、上部が縦の線を木板で飾って、木を活かした建物だという印象を持つ。その程度の軽い受け止めでバスから降りる。途端にそれだけのものではないことに気付く。中に入るとその印象は感嘆に変わった。外からの通路を覗く全ての床、天井、そして内壁の殆どが木材で建築されていたからだ。板の線が規則正しい模様を浮かび上がらせて目に優しい。板の上を歩いて感じたのは床の感触が足に優しいということだ。建物全体に体への優しさを訴えているように感じた。

     幼い子供連れのために、キッズルームが設けられていた。手続きに向かう部署の位置が分かりやすく表示されていた。こういう近代的な役所というものは目にしたことがなかった。

     

     入口ごとに設けられた受付の一か所で案内係の職員に聞いてみた。「こんなに素晴らしい庁舎の中で働く気分は良いでしょう。すこしでも頑張って、市民へのサービスを高めたいと思いますか。鳥取市の沈滞ムードを改善しようという気持ちになりませんか。」

    ところが、返事がはっきりしなかった。返事が無かったという方が当たっている。中で働く職員の意識を高める取り組みがなされなければ、勿体ないではないか。よく、新しい革袋には新しい酒を入れる、と言われる。せめて人が入れ替えられないなら、新しい魂を吹き込まねばだめだろう。そういう気持ちが最後に残った。やっぱり鳥取市か。

     

    ☆県立博物館

     

     オリエンテーションの後、館内のレストランで昼食を摂った。余り面識のない人たちと食べながら雑談をするうちに、次第に馴染みが増していった。こういう効果も目的のうちだと思う。

     

     午後、かなりハードな研修になった。全体を3グループに分けて、交代しながら3つのカリキュラムを消化した。私も、他のメンバーもこういう体験は殆ど無かったと思う。学習内容の多さにかなり疲れを感じた。

     

    ☆大辞典展示

     

     何のことかと言えば、博物館で所蔵する美術品を作家別にあいうえお順に展示していくという試みだ。何年か掛かって全体をカバーしようというものだ。50音順で展示することから大辞典問う名前を付けた。同時に、作品や作家にまつわる情報を世間に広く募集するという取り組みが付け加えられる。現在の展示が「さ」行だった。

     

    ☆バックヤードの見学

     

     博物館が所蔵する美術品の倉庫を少しばかり見学した。汚破損やカビなどの被害を防止し、盗難に対処する神経質な管理体制を聞きながら、例外中の例外だと釘を刺されて見学した。確かに所蔵品の保管スペースが足りないということが良く分かった。

     

    ☆塩谷定好写真展

     

     3コマ目の研修は、地元の高名な写真家、塩谷定好の作品を鑑賞した。学芸員が駆け足で行う説明を聞きながら眺めて回った。塩谷定好は、植田正司の師匠のような存在だった。カメラもフィルムで機能はかなり落ちる。そういうカメラで撮影した作品は、昨今の写真家が生む作品とは全く異なる。オートフォーカス自体がない。焦点がぼやけた作品もある。それを、現像の段階で手を加えたりしたそうだ。

     

     学芸員にいろいろ聞きながら鑑賞するうちに、展示作品の多さから参加者が散らばって、誰に対して説明しているか分からなくなった。そこで、私が「、皆さーん、こっちに集って」と呼び寄せた。

     昔読んだ写真の本「瞬間伝説」のことに触れると、学芸員も反応を示した。読んでいるなと分かる。そこで記されたキャパのことにを聞く。これも良く分かっていた。そういう一コマもあった。

     

     塩谷定好もやったそうだが、写真家が人を撮影するとき、立ち位置や顔つきなど被写体に注文を付ける。植田正司は「演出写真」という名称を有名にさせた。ところが、その後戦場などの生死の際で撮影する写真が評価されるに従って、こういう手法は評価されなくなったらしい。それは、一つの流れなのだが、改めて聞けば耳に新しい。

     

     最後に博物館側が、美術館建設に関するこれまでの取り組みや、今後の予定を一気に説明した。4時に全体の予定を終えて雨の中帰途に就いた。あられも私もずいぶん疲れた。昨日からの連チャンだからやむを得ない。夕暮れの中市役所の帰着してそのまま解散した。タケ

    | レジャー・探訪 | 21:48 | comments(0) | - | - |