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タケとあられのブログ

リタイアした夫婦が、郷里の片田舎で両親の世話をしながら、農業や自治会の仕事に追われ、ゆとりがあるはずだった生活に揉まれながら諦めずに趣味に拘り、二人三脚で生き方を模索する、、、そういう記録を発信します。
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県美応援団パワーアップ研修
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     2020.2.22(土)雨のち晴れ。7時過ぎに隣町に集合だった。7時前に自宅を出発すべく、5時半頃に起床した。外は雨だった。バスで移動とはいえ、現地ではうっとおしい。一方、雨だから今日の予定が無かったとしても農作業は出来ない。悲喜こもごもといった心境だった。

     

    ☆県美応援団パワーアップ研修

     

     5年後に建設される県立美術館の応援団が、有名な美術館を訪問して視察研修を行う。それを今後の支援に役立てようという計画だった。行先は神戸市にある兵庫県立美術館だ。安東忠彦の建設した美術館で、館長が蓑豊氏だ。この方は、数日前に当町にあるコナン資料館の移転計画への意見書をまとめている。県立美術館が倉吉市に建設されることが決定する前に、当地で講演会があった。その時の講師が蓑豊氏だった。以来何かと繋がりが出来ていた。

     更に、今この美術館では「ゴッホ展」をやっていた。タイミングが実によかった。

     

     当初の申し込みが25名ほどと聞いていたが今日集合したのは46名だった。大型の観光バスが満席になった。個人負担を下げるために、やたら声掛けをして人集めをしたようだ。

     

     鳥取道から中国道に入り、名神経由で神戸市ハーバーランドに到着したのが11時のことで、雨の中早速食事場所にしけこんだ。多くの飲食店が集まる「モザイク」という場所で、一同はそれぞれ思いの店に散らばった。時間的な早さもあるが、雨天でしかも不要不急の外出を控えて食事処はガラガラだった。雨が強くなって、1本しか持参しなかった傘を二人で使った。

     

     こういうことがあった。ある店に入ると客が一人もいなかった。メニューを見ると良さそうなものが「平日限定」だった。あられがこの店を出ようという。結局、それを店に告げて別の店に回った。そこには、同じバスでやって来たメンバーが集まっていた。食事の間に、その方たちと今回の研修とは別の情報交換ができた。

     

    ☆コロナ?

     

     バスに乗ってから鼻水が出始めた。熱も若干あった。おかしいなと感じるが、まさか新型肺炎ではないと思う。感染する機会がない。あられはそういう兆候がない。だが、やはり気になった。

     美術館で動いていると熱が下がった。汗もかいた。やはり普通の風邪だと思った。

     そこで一句思いついた。「コロナにも負けじと向かうはゴッホ展」ゴッホを風邪のゴホンと掛けた。

     

    ☆兵庫県立美術館

     

     神戸という大都会にある美術館は規模も体制も比べようもない。わが県の総人口が55万人しかいない。年間で10万人の来観者は欲しいと言われるが、ここでは悠に100万人は超える。200万人も超えるだろう。その証拠に、自粛期間にもかかわらず館内はあっという間に混んできた。

     

     美術館に到着してすぐに日程の説明受ける。その後すぐに館長、蓑豊氏が話された。学生時代からの自らの経歴を説明された。ハーバードの大学院で美術史の博士号を受けられた。そうした経歴のあとは、世界各地の新しい美術館の紹介と鳥取県に建設する美術館の在り方など延々と話された。時間が足りなくなって中断を余儀なくされた。

     

    ☆ゴッホ展

     

     この後でゴッホ展や常設展を鑑賞した。人が多い。お互いが邪魔になってゆっくり鑑賞できなかった。最も見たかったのはひまわりだが、1枚もなかった。メンバーもそれを口にした。

     今回の企画内容は、ゴッホの実像にかなり近づいたものだった。巨匠という呼び方は全く的外れだ。人生が上手くいかず、悩みながらの創作活動だった。安定した職に就けず27歳で画家を目指した。独学だ。弟の経済的な支援と精神的な支えによるもので、兄としてはそれを気に病み、何とか期待に報いようとして苦闘する。37歳で精神を病んでピストル自殺をした。

     

     10年間で2000以上の作品を残したが、存命中の評価は低かった。10年間の創作活動の変化や受けた影響を時系列に展示するのが企画展の内容だった。

     

     まず、オランダのハーグ派の影響を受けた。具体的には絵の具の厚塗りだ。こってりと油絵具を重ねて重厚感を出す。光が当たると絵の具が光る。その後でパリに移り印象派の影響を受ける。色彩が明るくなった。筆触分割の技法を学ぶ。荒々しい筆のタッチや、鮮やかな色合いは印象派の影響だった。その後アルルに移ると、ぎらつく陽光のもと独自の色合いと筆遣いに行き着く。今回の目玉作品が糸杉だった。

     

     印象派の作品も展示されていた。その中にスーラの作品があった。写実的なタッチで風景画を描く。端正な描き方だ。すぐ近くでその絵を眺めて気づいたのは、写実的な描き方ではなかった。ややラフなタッチだと分かった。それを離れて見ると写実的に見えた。描き方で眼が騙されると言ってよいのかどうか分からないが、そういう感じだった。

     

     もう一つ、面白い話があった。常設展の小磯良平コーナーにある1枚の絵だ。画家の知人男性を描く。写実的な端正なタッチで描かれた男性の横に座る女性は実に手抜きのような雑な描き方だった。ひと目で違和感がある。係りに聞いてみた。すると、その女性は絵の中では重要ではなかったという。えっ?どういうこと?顔も姿も二重輪郭のような描き方で、誰なのか分からないように敢えてそういう描き方をしたのか。すれば、その女性はどういう関係の女性なのか。係りの人もその辺りは曖昧だった。

     

    ☆ボランティアとの交流会

     

     今日の最後の予定は交流会だった。この美術館で実際にボランティアとして働いている10名ほどの女性からそれぞれ話を聞いた。事務局をやる人、来観者に開設をする人、子どもの団体の世話をする人、資料整理をする人など、作業を分担して取り組まれていた。ボランティアだから、無給で手当ても全くない。交通費も自費だそうだ。しかし、皆生き生きとしているように見えた。余程暇な人でなければ出来ないだろうと思う。

     2,3人がこちらからも質問した。私もその中の一人だが、内容は省く。そうして今日の予定をすべて終了したのが5時前のことだった。ここからバスで3時間余りかけて帰着した。あられも私も結構疲れた。

     

     今日長男は午前中だけ出社した。忙しくなったそうだ。午後は一人でのんびりしたようだ。新型肺炎への備えが必要だ。わが県でも2名が検査なしに下船させられた。今、そういう人たちの中から発症している。タケ

    | レジャー・探訪 | 08:15 | comments(0) | - | - |